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オーパーツを守る特殊精鋭エージェント

高校時代から読み始め今も時々書庫から引っ張り出して呼んでいるのがスプリガン。

超古代文明により作られた、オーパーツ(オーバーテクノロジー製品)を保護、封印することを目的とし、時の権力や支配欲者に、その技術を渡さない任務に就く個性豊かな面々。通称アーカムと呼ばれる巨大財閥財団に属するのは高校生主人公の御神苗優(おみなえ ゆう)とその仲間をはじめ、機械化小隊(マシンナーズ・プラトゥーン)と呼ばれる敵対部隊やCOSMOSを再起させた巨大軍産複合体のトライデント社とオーパーツをめぐり戦いを広げ、時にはオーパーツの暴走によって手の施しようが無くなる場面があったりと超文明と戦いをうまくミックスさせたストーリー展開は飽きがきません。

水晶どくろや、賢者の石、パレンケの仮面、ノアの方舟といった神話やドラクエでも使われた実在すると言われるオーパーツの数々。

アイテムの名前もさることながら、その地域の神話や現象が暴走した際も、御神苗達が沈静化していく内容や、気功や獣人、超能力、魔女と言った特殊能力を要する面々によってそのスキルを磨かれていく主人公の成長も楽しめます。大友克洋監督によって映画化もされた同作品ですが、連載以降読みきりで復活した数話のみで続編は出ていないのが残念でなりません。

当時の高校のクラスでは、スプリガンの新刊を持ち込むと、まさかの授業中に読み次の人に回すという程の人気ぶりで、先生に没収されるも先生自身が読みふけり、ホームルームの時間に戻ってくると言うスプリガンフィーバーが起きていました。同じアーカムをまねして、高校生にありがちなエッチ本とビデオを、没収されないように保護封印する目的のクラス内スプリガンも出来て今思えば、相当に馬鹿な高校時代でした。

ですが、当時としては雑誌でUFOや、超常現象を特集したムーと言う本も人気を博していたので、同じ文言や、それに付随する文明を漫画で理解できたため、ケツアルクアトル、パレンケ、インカ、アステカと言う南米の言い伝えもある程度は知識として理解することが出来ました。特にスプリガンでは日本神話にも触れているので、神社や富士山に行った際にも、地方の歴史を聞いて古い話をよく知っておいでですねと言われたこともあります。

まさか漫画で学んだともいえないのですが、古代史の知識を広げる上では役に立ちまくっていたスプリガンは、今も私の愛読書です。