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こどものおもちゃは大人が読んでもおもしろい

こどものおもちゃは、小学生の子ども達がえがかれた漫画ですが、(途中から中学生)大人が読んでもとてもおもしろく、そして考えさせられる漫画だと思います。

一言でいうと、主人公のさなちゃんは明るくておもしろい女の子、一方相手の羽山君は問題児で一匹オオカミな男の子、この二人が周りの人たちをまき込みながらかかわっていく中で、お互いを成長させていくようなストーリーです。

さなちゃんは一見明るくておもしろい子というイメージが強いものの、本当は心にものすごい弱さをかかえています。また羽山君もかかえているものがあります。羽山君がかかえているものは、さなちゃんの明るさやまっすぐさによりだんだんと救われていきます。そして、さなちゃんにとっても、羽山君はなくてはならない存在へとなっていくのです。様々な障害をのりこえながら成長していく姿は、応援せずにはいられなくなります。

そして何よりこの漫画の魅力は、笑いが満載で、つい声をだして笑ってしまえるところがたくさんあるところです。登場人物が個性豊かでおもしろいということもさることながら、主人公のさなちゃんの言い間違いや行動などは笑いなくしては見られないほどです。

このように笑える内容である一方、シリアスな場面も重たくなりすぎないようにちりばめられており、人間の脆さや危うさ、そしてそのような弱いところを乗り越えられる強さなどがうまく表現されていると思います。

この漫画を通して、人間とは何か、自分とは何かを考えさせられ、自分の内面をも考えさせられます。また、人とのかかわり、人の温かみ、自分は決してひとりではないというようなことも感じることができるのではないかと思います。

何度も読みたくなるような、大人が読んでも本当におもしろくて深い漫画です。私自身も何十回と読みました。まだ読んだことがない人はぜひ読んでほしいと思います。