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天使がくれた時間は、見る度に大切なものを確認できる映画です。

私が大好きな映画は、天使がくれた時間です。
もう20回以上見ています。毎回、見ていて家族であったり、夫婦であったり、また恋人同士であったりした中での、ごくある普通の当たり前の日常の中にこそ、一番大切なものであるという事を教えてくれる映画です。だから、私にとっては見る度に新鮮で、私であれば、家族から見れば父親で、そんな自分が家族と過ごす中での父親としての初心に戻してくれる映画です。

この映画を最初に見た時は、独身でした。当時の彼女と映画館で見ました。主人公に自分を置き換えたり、まだ見ぬ結婚後の自分を妄想しながら見ていたのを覚えています。時が経ち、その天使がくれた時間のDVDを店頭で発見し、懐かしさから購入し、新婚夫婦として、2回目の天使がくれた時間を見ました。1回目とは違い2回目では、夫婦であった為、完全に感情移入がリアルに出た状態で見ていました。その映画は季節の背景が、クリスマスだった事もあり、毎年、クリスマス付近に夫婦で見るのが通例となって行きました。そして時が経ち、我が家にも子供が出来、夫婦ではなく、子供を交えた家族として、天使がくれた時間を見た時に、その映画の背景と我が家の背景が一致し、この映画の深いこの世で一番大切なものと言うキーワードがハッキリとわかりました。

この映画の中で冒頭、人生の分岐点があります。今の彼女との平凡な幸せをとるか、将来の勝ち組としての幸せをとるかです。将来の勝ち組としての幸せを選択した主人公は、傲慢で慢心でお金が全ての人間に成り代わってしまいますが、ある事件の中で、人間の振りをしている天使との出会いによって、もう一つの人生で合った今の彼女との平凡な幸せを選択した自分になっています。

もしもの世界の疑似体験の中で、最初は戸惑う主人公も、妻や友人、子供達との触れ合いの中で、何が人生で大切なものなのかを気づいていく物語なのですが、誰もが持っている、もしもの世界。もし、今の妻と結婚していなかったら、子供達とも出会えていないし、結婚してからの友人にも出会えていません。小さな事で共に喜び、時に泣き、自分の事なのに自分の事の様に喜んでくれる妻や家族がいない世界は考えられません。夫婦や家族は良い時ばかりではありません。喧嘩もしますし、一人の方が楽だと思う瞬間もあります。ただ、そういう出来事も含めて、山や谷があるから、幸せを感じられるのだとこの映画を見る度に感じます。きっと、おじいさん、おばあさん2なったら、また違う見え方がする映画なのだろうと感じています。